僕の作っている塗り物は、あくまで雑器です。したがって、従来の漆器ほど、手入れ等に神経を使わず、気楽に普段使いにしていただければ幸せです。かといって、やはり木とか紙からできているものですから、あまり乱暴に扱うと、傷みも早くなります。そこで、一応の注意事項を以下に書いておきます。 |
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してはいけないこと |
- 使いはじめに熱湯で消毒する
- 食器洗い機、食器乾燥機を使う
- 電子レンジに入れる
- 水につけたままにする
- 研磨粒子の入った洗剤、クレンザーなどで洗う
- 目の粗いスポンジ、たわしなどで洗う
- 酸、アルカリの強い洗剤、漂白剤などで洗う
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洗い方 |
塗り物を一番痛めるのは、使っているときよりも、洗っているときです。
中性洗剤に柔らかいスポンジなど使って、水かぬるま湯で洗ってください。長持ちさせるためには、その後、からぶきしたほうがよりいいと思います。
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傷みが出た場合 |
塗り物のいいところは、傷みが出ても修理して使えることです。使っているうちすり減ったり、落として欠けたりしても直すことができます。傷んだまま使っていると、ますます傷がひどくなるので、早めに僕のところに連絡をして下さい。僕の塗ったものは、永代保証します。
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赤木明登 |